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この作品について
柳本光晴による漫画作品。週刊少年サンデー(小学館)で2020年から連載し、2026年6月3日発売の27号にて全290話で完結した。単行本は全29巻で、最終巻は2026年8月18日発売予定。
完結したこのタイミングで、あらためて振り返っておきたいと思います。
14歳の不良少女・藍田苺が、ルールすら知らない状態から将棋と出会い、プロの世界へ飛び込んでいく物語です。
【全巻】 龍と苺 1-24巻セット (少年サンデーコミックス) [ 柳本 光晴 ]
📚️龍と苺 1-24巻セット [ 柳本 光晴 ]
将棋初心者の14歳少女・藍田苺が、才能ひとつで男女や年齢の壁を越えていく将棋マンガです。
14歳。将棋好きの元校長に、才能を見いだされた苺は ルールも知らないまま市大会へ。年齢や性別の壁など最初から関係ない。 ただ真っすぐに、目の前の相手に命がけで挑むのみ。
天才系主人公の漫画が好きな人には、特におすすめしたくなる作品です。
将棋を知らなくても、ぜんぜん大丈夫
昔から将棋漫画が好きで、気になる作品はひと通り読んできました。
その中でこの作品が特徴的なのは、細かい将棋の理屈よりも、苺の快進撃そのものが面白いところ。
また、将棋がわからない方にも、ルールは物語の中で無理なく理解できるようになっています。
対局の内容よりも、苺という主人公がどんな一手を見せてくれるのか、その方が気になりました。
将棋の知識がなくても、気づけば夢中でページをめくっていました。
とにかく、苺がおもしろい
苺は強い相手ほど前へ出る。 年齢も性別も、相手の肩書きもまったく関係ない。 勝負にしか目が向いていない。
そのまっすぐな一点突破ぶりが、読んでいてとても清々しく気持ちがいい。
天才的な才能を見せる一方で、負けて悔しがることもあります。
それでも前を向いて進み続ける姿があるからこそ、勝敗よりも苺自身を応援したくなりました。
漫画だからこそ描ける世界へ
現実の将棋界では、プロ棋士になるだけでも簡単なことではありません。
まして竜王戦は、将棋界でも最高峰のタイトル戦です。
そんな舞台へ苺が挑んでいくんです。
読みながら「そこまで行くの?」と思った場面は、一度や二度ではありませんでした。
巻を重ねるたびに予想を超える展開が待っています。
それでも不思議と無理を感じません。
「苺なら、もしかしたら」と思わせる勢いがあるからです。
さらに物語は、将棋AIとの対局へと広がっていきます。
現実では考えにくい展開だからこそ、漫画ならではの面白さを思い切り楽しめました。
だからこそ、ぜひ最新巻まで読んでみてほしいです。
ここまで読み進めると、この作品が多くの読者を引きつけている理由がわかると思います。
読み終えて
読み終えたあとに残ったのは、「将棋漫画を読んだ」という感覚ではありませんでした。
むしろ、苺の快進撃を夢中で追いかけていた、という気持ちのほうが強く残っています。
将棋にあまり興味がない人でも、苺という主人公が気になったなら、一度手に取ってみてほしいです。
「1巻だけ」のつもりが、そのまま続きを読みたくなる作品でした。
全29巻ありますが、最後まで勢いは落ちませんでした。そこだけは、はっきりお伝えしたいです。
作品データ
- 作者:柳本光晴
- 掲載:週刊少年サンデー(小学館)
- 連載:2020年〜2026年(全290話)
- 単行本:全29巻(最終巻2026年8月18日発売予定)
どこで読める?
Renta!では現在、『龍と苺』1〜6巻の無料お試し版を配信中です(2026年7月1日まで)。
迷っているなら、まずは1巻だけ読んでみてください。
私は、「もう少しだけ」と思いながら、次の巻へ進んでしまいました。
※2026年6月時点の情報です。詳細はRenta!公式サイトでご確認ください。
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