『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン3第7話感想|サンファイア生還とレイニラ・デイモンの亀裂

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※本記事は『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン3第7話のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

第7話「冬のドラゴン」は、最終話を前に、それぞれの陣営が抱える不信や迷いを描いた回でした。

前半は会話を軸に進みますが、終盤には、生死が分からずファンをヤキモキさせていたたサンファイアが再登場します。

傷ついたエイゴンと愛竜が再び並ぶ場面は、今シーズンでも特に胸アツなシーンです。

一方の黒装派では、レイニラとデイモンの絆が、これまで以上に大きく揺らいでいきます。



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第7話「冬のドラゴン」ダイジェスト

原題は「The Dragon in Winter」、邦題は「冬のドラゴン」です。

レイニラは、羊盗み(シープスティーラー)とその乗り手が目撃されたことで、デイモンへの疑いを強めます。

乗り手の正体は、デイモンの娘レイナ。

デイモンがその事実を隠していたと知り、レイニラは夫への不信を強めていきます。

翠装派では、オーマンドは、デイロンを王に擁立し、レイニラを打ち負かすために動き始めます。

まず、コアリーズ公を捕虜にし、切り落とした指をキングズ・ランディングにいるアリンへ送りつけました。

さらに、デイモンに罵られて不満を抱くウルフへ接近。コアリーズ公が治めていた高潮城の領主の座を餌に、黒装派から寝返るよう持ちかけます。

はてさて、この争いはどのような結末を迎えるのでしょうか。

強く振る舞ってきた者たちの迷い

今回特に感じたのは、強く振る舞ってきた人物たちが、自分の弱さを隠せなくなっていること。

王都を手に入れたレイニラは、息子ジェイスを失い、不安定さから味方への疑いを強めています。

デイモンもまた、娘を守ろうとしながら、レイニラに重要な事実を伝えませんでした。

これまでの二人は衝突しても、敵を前にすれば同じ方向を向いていました。

しかし今回は、夫婦としての信頼そのものが崩れ始めています。

4頭のドラゴンが激突、デイモンとカラクセスの絆

第7話でもう一つの見せ場となったのが、カラクセス、シープスティーラー、シアラックス、シースモークによる4頭のドラゴンの攻防です。

デイモンはシープスティーラーに乗るレイナを見つけますが、そこへレイニラとアダムも到着。デイモンがレイナを守るために事実を隠していたことが明らかになり、話し合いで収まる状況ではなくなっていきます。

デイモンはカラクセスにシープスティーラーを襲わせ、レイニラたちはレイナを連れて離脱します。

シープスティーラーが傷つきながらも立ち去るまで、誰が命を落としてもおかしくない緊張が続きました。

印象に残ったのは、デイモンとカラクセスの絆。デイモンの危機を察したように動くカラクセスの姿からは、長い年月を共に戦ってきた二人の強い結びつきを感じられました。泣けるねぇ〜。

ドラゴン同士の迫力だけでなく、乗り手との強い結びつきまで伝わるからこそ、手に汗を握る場面になっていました。

気づけば「デイモン、死なないで」と願いながら画面に釘付けに。ここまで観てきたなかで、思っていた以上にデイモンへ愛着が湧いていたことにも気づかされた回でした。

サンファイア生還とエイゴンの「ドラカリス」

第7話最大の見せ場は、サンファイアの生還です。

追っ手に囲まれたエイゴンは、自らを王だと名乗り、死を覚悟します。

ラリスにも見捨てられ、逃げ場を失ったそのとき、森の中から現れたのがサンファイアでした。

エイゴンが叫び放った「ドラカリス」には、再び戦う覚悟と、王として立ち上がろうとする意志が感じられます。

ルークス・レストの戦い以降も、サンファイアはやはり生き延びていました。

顔に傷を負ったエイゴンとサンファイア。傷ついた王と竜が再会し、共に放つ「ドラカリス」は、思わず胸が熱くなる、たまらない場面でした。

軍も王都も失ったエイゴンですが、サンファイアの帰還によって、再び戦局へ戻る力を手にしました。

そして、ラリスは最後までラリスだった。

エイゴンが王として死ぬ覚悟を示すと、ラリスは後世の歌に残るよう取り計らうと告げ、王を見捨てその場を離れます。

ある意味では最後まで期待どおりのクズっぷりで、いっそ清々しい。

オーマンドの狙いとデイロンの本音

タンブルトンでは、オーマンドが戦況への焦りを見せないまま、水面下でウルフを取り込もうとしています。

追い詰められているはずなのに余裕を崩さない姿からは、戦いの勝敗とは別の思惑があるようにも見えました。

グウェインとデイロンも、その態度に違和感を抱いています。二人の会話からは、オーマンドを味方としながらも、完全には信用していないことが伝わってきます。

一方のデイロンは、王位に強く執着している人物ではありません。

周囲が権力や生き残りのために動くなか、彼だけは違う基準で物事を見ているように感じます。

だからこそ、オーマンドの思惑に従うのか、それとも自分の考えを優先するのか。デイロンの選択が、タンブルトンの戦況を大きく動かす可能性もありそうです。

ヘレイナの夢とハレンホールの緊張

ヘレイナは、ドリームファイアに乗り、進軍する兵士たちを焼く光景を見ます。

これまで戦いから距離を置いてきたヘレイナが、自ら竜に乗る未来を見たことには、不穏なものを感じました。

この夢が実際に起こる未来なのか、それとも複数ある可能性の一つなのかは、現時点では確認できません。

一方、ハレンホールでは、アリセントとエイモンドの関係も限界に近づいています。

母として息子を止めたいアリセントと、自分の力を疑わないエイモンド。

同じ翠装派にいながら互いを警戒する二人の関係も、最終話へ向けた大きな不安材料です。

残すは、いよいよ最終話のみ。

結末が気になる一方で、毎週月曜日のお楽しみが終わってしまうのは寂しいです。うわぁーん。

サンファイアを取り戻したエイゴンは、ここから巻き返せるのか。ヘレイナの夢や、アリセントとエイモンドの対立がどこへ向かうのかも気になります。

残り1話、エイゴンは巻き返せるのか

シーズン3は全8話で、最終話は米国で2026年8月9日に放送予定です。

サンファイアの生還で、敗北寸前だったエイゴンに反撃の可能性が生まれました。

一方の黒装派は、レイニラとデイモンの不和に加え、ウルフがオーマンドの誘いに応じる危険も抱えています。

エイゴンとサンファイアはどこへ向かうのか。

イカれた男オーマンドが水面下で進める画策は、どこまで成功するのか。

そして、レイニラとデイモンは再び同じ方向を向けるのか。

停滞感を振り払うように、第7話で物語は一気に盛り上がりました。

残り1話、タンブルトンをめぐる戦いがどこまで描かれるのか見逃せません。


最後までお付き合いいただきありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう。モッチでした。

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