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⏳ 読了目安|約3分
『亜人』完結から約3年。
ずっと待ってました、桜井画門先生の新作。
長編を描き終えたあとに迎える、
「次の一作」って、特別に気になります。
結論から言うと、
これ「好きな人にはぶっ刺さる作品」です。
圧倒的な画力と、
緻密で緊張感のあるSFサバイバルが
好きな人にはかなりおすすめ。
わたしは、ど・ストライクでした−!
作品概要
『THE POOL』
掲載誌:good!アフタヌーン
2024年3号(2月7日発売)連載スタート
短期集中連載として完結を迎え、全2巻
作者:桜井画門
2008年、
アフタヌーン四季賞大賞を受賞。
アニメ化&実写映画化された『亜人』で大ヒット。
リアルなアクション描写、
先の読めない展開に定評のある漫画家。
あらすじ(ネタバレなし)
20年前、
地球軌道上に突如ワームホールが出現。
人類は異星への進出を始めました。
物語の舞台は、
人類が開発を進める未開の惑星「POOL」。
警備部隊「シエラチーム」を
女性隊長・チーフ(小石ユギ)は
任務を終えて帰還する途中
放棄されたはずの採掘場から
不審なSOS信号をキャッチする。
信号を辿って廃坑道に降り立った
彼女たちが発見したのは、
未知の生物に怯える遭難者集団でした。
閉鎖空間と、遭難者たちそれぞれの思惑。
極限状態で展開するSFサバイバルアクションです。
読んで感じた3つの見どころ
①とにかくテンポが良い。
冗長な説明を
ほとんど挟まず
物語がサクサク進みます。
短期集中連載ならではの密度の高さで、
「1冊でここまでやるか」と いう満足感があります。
② 数コマでキャラを印象づける巧さ
4人のシエラチーム、それぞれ個性豊か。
チーフ
小柄な身体に
冷徹な判断力を宿すリーダー
自ら囮も担う覚悟の指揮官。
バイト
戦闘力は低いが
電脳分野に精通した頭脳役
専門知識でチームを支える。
タイ
圧倒的な怪力を誇る巨漢
白兵戦で仲間を守る最強の壁役。
リップ
気だるげな皮肉屋。
しかし実戦では百発百中の凄腕スナイパー。
個性的なキャラ同士が
どう影響し合うか?
説明に尺を使わず、
それでいてキャラが立つ。
読んでいて「うまい」と唸らされました。
また、強者の隊員たちだけでなく、
非力な遭難者が物語の鍵を握る構成が巧み。
自然と感情移入させられます。
③作者の偏愛が滲んでいる。
圧倒的な画力と緻密で迫力ある絵は、
『亜人』譲りのクオリティ。
さらに本作では、
銃器・装備描写の熱量が高く、
作者の「好きで描いている」感が伝わってきて、
こちらまで嬉しくなります。
逆に、気になった点
一方で本作は、
「作者の趣味嗜好を凝縮した一作」という印象。
銃器・装備描写の熱量に比べると、
モンスター造形はやや薄め。
完成度は高いものの、
『亜人』ほどページをめくらせる引力は控えめ。
短期集中連載ゆえの物足りなさもあり、
正直もっと読みたかったです。
こんな人におすすめ
・『亜人』が好きだった人
・SFアクション漫画が好きな人
・エイリアンや洋画アクションが好きな人
・完結済のスッキリ読めるものを探している人
個人的おすすめSF漫画
『天国大魔境』
崩壊後の世界を旅する少年少女と、
壁に守られた「天国」の謎が交錯する
先の読めないSFミステリー。
『ドラゴンヘッド』
崩落したトンネルに
閉じ込められた高校生たちを
描くSFサバイバルホラー。
極限状態で崩れていく人間心理と、
圧倒的な閉塞感・緊張感が魅力です。
番外編:『亜人』との共通点
緊迫感あるアクション、
リアルなサバイバル描写、
そして一癖ある、キャラクター達。
硬派で先の読めない作風は、まさに亜人譲りです。
『亜人』との違い
『亜人』が
現代サスペンスだったのに対し、
本作は未知の惑星を舞台にしたSFホラー寄り。
さらに短期集中連載ならではの
テンポ感で、無駄なく一気に読ませます。
モッチの総括
SFアクションとして
非常にまとまっており、完成度は高いです。
『亜人』は気になるけれど
長編はハードルが高い……
という方にもぴったり。
『桜井画門作品』
入門として読みやすい作品です。
気軽にサクッと読めるのも魅力です!
気になった方は、まず試し読みから。
読み始めたら止まらないはずです。
👇️きっと続きが気になります👇️

